90年代~00年代の邦楽ロック、おすすめの名曲52選

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ぼくのなかで邦楽ロックが一番盛り上がっていた2000年頃(90年台後半~00年台前半)を中心におすすめの名曲をチョイスしました。

当時は、お小遣いのすべてをCDにつぎ込んでいました。最初にハマったのはスピッツ。何も知らなかったので新しいバンドを見つけては友達と教え合っていたあの頃・・・。青春。

「CDはレンタルできる」と知ったのはだいぶ先のこと・・・。ぐはああああ!!

当時、余暇は特にすることはなくインターネットにつながる手段がなかったので家で邦楽ロックを聞きまくっていました。北海道のド田舎だったのでフェスにはいけませんでした。くうう。

あの頃の邦楽ロックを知らない方はもちろん、知っている方も当時を思い出してお楽しみください。それではどうぞ!


Contents

くるり/東京

くるり – 東京

上京した若者の葛藤を描いた曲。ギターのイントロだけで「あ、名曲だね」とわかるくらいの狂しいほどの名曲。くるり初期メンバー3人の初期衝動的一曲。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/世界の終わり

世界の終わり / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

ミッシェル・ガン・エレファントのメジャーデビューシングル。ミッシェルは本来こういう音楽が主ではない。彼らが生業としているのはリズム・ギターのリフを中心とした男臭いパブロックだ。しかし一見似つかわしくないこういったポップでキャッチーで疾走感のある楽曲も自分たちの色に染めてしまった。あっぱれ。ラストライブの最後の曲で演奏されたことからもわかるように本人たちもお気に入りのようだ。スマホなどの低音の聞こえないスピーカーでは聞き取れないこともあるかも知れないが、この曲、ウエノコウジさんのベースラインが動きまくっている。ライブでは更にテンポが速くなるのでミッシェルでは1・2を争う鬼ベース曲となっている。気になる方は超速ライブバージョンも確認してみて欲しい。僕自身のバンドでコピーした際、ベース担当の友人は途中でギブアップしていた。

一方ギターも凄い!もし聞いたことがなければ一度ミッシェルの心臓、「アベさんのザクザク高速ギターカッティング」も音源で体感して欲しい。

BLANKEY JET CITY/ディズニーランドへ

Blankey Jet City ディズニーランドへ

ボーカル・ギター浅井健一さんの友人のことを歌った曲。長いイントロからバンドサウンドになる瞬間のカタルシス。浅井さん、ベース照井さん、ドラムス中村さんが音でバチバチにやり合うライブは全ロックファン必見!

エレファントカシマシ/悲しみの果て

悲しみの果て ≡ エレファントカシマシ

エレファントカシマシの「今宵の月のように」の次に有名なこの曲は2分台という短さでコンパクトにまとめられている。そういう曲もなかなか珍しい。ボーカル宮本さんにしか表現できないボーカルを、ソウルを堪能してほしい。

TRICERATOPS/Raspberry

TRICERATOPS-Raspberry

スリーピースバンドの爽やかなダンスロックチューン。

NUMBER GIRL/OMOIDE IN MY HEAD

NUMBER GIRL – OMOIDE IN MY HEAD (last live, last song)

オタクの風貌のボーカルが細く特徴的な声で歌う。弾いているテレキャスターの音も細い。たまにヘビメタのようなデス声で叫ぶ。最初見たときは「これは一体、なにが起こっているんだ・・・」と思ったものだ。最初はドラムス・アヒトイナザワの歯切れの良いドラミングに惹かれたが徐々にボーカル向井の世界にも惹かれていった。テレビで見たライジングサンロックフェスティバルの印象が強いのか、OMOIDE IN MY HEADは青空の下で野外で聞きたいと今でも思う。

THE BLONDIE PLASTIC WAGON/Lullaby

LULLABY

ドラムパターンが秀逸。ギターの音、ボーカルの声が美しく激しい名バラード。(アルバムバージョンは)ストリングスも綺麗。

スピッツ/ロビンソン

スピッツ / ロビンソン

僕らの世代ならほぼ全員が知っている至宝。

ART-SCHOOL/シャーロット

ART-SCHOOL / シャーロット

序盤のベースとギターのユニゾンと高音よりの特徴的な声が印象的。

Syrup16g/Reborn

Syrup16g Reborn

Bank Bandでカバーされてさらに有名になった曲。イントロ、Aメロ、サビ、ギター・ベース・ドラム。完璧なほどに完成されている。地味にドラムのグルーブと音がめちゃくちゃ良い。

GRAPEVINE/Our Song

GRAPEVINE – Our Song

「スロウ」と迷ったが、こちらにした。意外にもグレイプバインのメイン作曲家はドラムの亀井氏だが、この曲はボーカル・ギターの田中氏の作曲。

フジファブリック/赤黄色の金木犀

フジファブリック (Fujifabric) – 赤黄色の金木犀(Akakiiro No Kinmokusei)

癖になるボーカルと叙情的な各楽器の旋律。この頃まで在籍していた初期メンバー渡辺隆之さんのドラムは個性的で好きだった。

LOVE PSYCHEDELICO/Your Song

Your Song – LOVE PSYCHEDELICO

2歳から7歳までアメリカで過ごしたボーカルKUMIのネイティブ英語がとっても格好良い。ファーストアルバムの「THE GREATEST HITS」は160万枚のセールスを記録。リフ主体のロックバンドでここまで大ヒットしたのは稀だ。

奥田民生/イージュー★ライダー

奥田民生 『イージュー★ライダー』

元ユニコーン(現在は再結成)・奥田民生さんの爽快ソング。夏のドライブで聴きたい。

SUPERCAR/Lucky

Supercar Lucky PV HQ

シューゲイザーっぽいふわーーーっとした曲。ベース古川さんとギター中村さんのデュエット。

サンボマスター/世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

サンボマスター『世界はそれを愛と呼ぶんだ』チャリティーコンサート

電車男のエンディングテーマ。熱い。

東京事変/群青日和

東京事変 – 群青日和

「椎名林檎がバンドを組んだ!」と当時ものすごく話題になった記憶がある。個々の演奏能力が半端じゃないところが特徴。

THE YELLOW MONKEY/バラ色の日々

THE YELLOW MONKEY – バラ色の日々

日本ロック界でどの括りにもハマらない特殊な存在。日本のグラムロックバンドなんてイエモン以外に思い浮かばないもんな~。

SHERBETS/グレープジュース

Sherbetsグレープジュース PV

BLANKEY JET CITYのボーカル・ギター浅井健一さんのアナザーサイドが見られるバンド。筆者はこの曲に衝撃を受け、深く暗いシャーベッツワールドにハマってしまった。

2018年現在、ブランキーよりも活動期間が長くなっている。もはやアナザーサイドなどではなくなった。

ROSSO/シャロン

ROSSO-シャロン

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのボーカル・チバユウスケさんとBLANKEY JET CITYのベース・照井利幸さんが組んだ当時のロック少年には夢のようなバンド。シンプルながらメロディアスで疾走感溢れる名曲。

the pillows/ハイブリッドレインボウ

ハイブリッドレインボウ/the pillows

日本版Creep/Radiohead(と筆者が勝手に思っている)。来年で結成30周年になる、同業者にもファンの多いバンド。

Mr.Children/名もなき詩

Mr.Children 名もなき詩

ミスチルを嫌いな人を見たことがない。あまりいないと思うけどもし知らない人がいたら聴いてみて欲しい。アルバム「深海」あたりまでの尖った歌い方が好き。

Hi-STANDARD/STAY GOLD

Hi-STANDARD – Stay Gold [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

日本メロコア界で最も人気のあるバンド「ハイスタ」の代表曲。最近復活も果たした。

中村一義/君ノ声

中村一義 * 君ノ声

独特の声で歌うメロディーメイカー中村一義さんの一曲。

BRAHMAN/basis

BRAHMAN 『BASIS』

熱い熱いバンドの熱い熱い曲。ボーカルのTOSHI-LOWさんはTHE BOOMのボーカル宮沢さんの弟だ・・・とずっと思っていたけど今ググったら都市伝説だったみたい。なんなんだ一体。

ASIAN KUNG-FU GENERATION/君という花

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『君という花』

最初くるりのパクリバンドだと思っててあまり好きじゃなかったのだけれど、実はそんなこともなくオリジナリティ溢れるいいバンドだった。

ゆらゆら帝国/発光体

ゆらゆら帝国 / 発光体

このバンドも同業者にファンが多いですね。芸能界ではウエストランドの河本さん他がファンです。

eastern youth/雨曝しなら濡れるがいいさ

eastern youth 雨曝しなら濡れるがいいさ

エモーショナル!!!エモい!!!これこそ本当にエモいバンドのエモい曲。

MO’SOME TONEBENDER/未来は今

MO'SOME TONEBENDER / TOUR ”HELLO” at 新宿リキッドルーム(20011115)

(時間指定済み)

世間一般にはあまり知られていないばんどだれど、演奏力が半端じゃない。ドラムの藤田さんはドラムが死ぬほど上手なのに今はなぜかギターを弾いているという(笑)。この曲の頃はきちんとドラムを叩いてます。ギターの百々さん、ベースの武井さんとのスリーピースバンド。それぞれ個性の塊で最高。

sleepy.ab/夢の花

Sleepy.ab – "夢の花+inside" – Traveling Fair Album [2004]

和製Radioheadと言われていたころの名バラード。各楽器の音のセンス、技術、ボーカルの表現力が素晴らしい。一度メジャーデビューするも今はインディーズに戻り活動中。

サニーデイ・サービス/スロウライダー

サニーデイ・サービス「スロウライダー」

グルーブ感溢れるサニーデイ・サービスの名曲。

GO!GO!7188/こいのうた

GO!GO!7188 こいのうた

当時カラオケで大多数の人が歌ってたような気がする。

PEALOUT/旅人の歌

YouTubeでは見つからず。ニコニコから。

26:55秒あたりから(時間指定済み)

独特な声。逸材。シリアス。

惑星/BIRD

動画見つからず・・

ギターのフレーズがかっこ良い。なんとドラムが女性!とは思えないパワフルドラミングも良い。

In the Soup/川

in the soup – 川

独特な歌い方がハマる人にはハマる。僕はハマった。メロディセンスも抜群。

GYOGUN REND’S/Can’t Sell My Soul

Gyogun Rend's/Can't Sell My Soul

知る人ぞ知るガレージロックバンド。楽しい気分にさせてくれる。

THE JERRY/ragtime

The Jerry – Ragtime / Peel the Peel [2004]

ポストミッシェル・ガン・エレファント、ポストBLANKEY JET CITYと言われたバンドのキラーチューン。

After me/悲しみのない世界

(25:26~。時間指定済み)

ポストスピッツと言われていたバンド。ピロウズにも似ている。が、確かにアイデンティティを持っている。

真心ブラザーズ/拝啓、ジョン・レノン

真心ブラザーズ 『拝啓、ジョンレノン』

ギターデュオのジョン・レノン大好きソング。

ギターウルフ/環七フィーバー

GUITAR WOLF - 環七フィーバー(Live at 世界)

爆音。革ジャン。サングラス。エフェクター?そんなもんいらねえ!アンプ直!メロディーはあって無いようなもの。ライブはめちゃくちゃ。これぞロックの真骨頂!ギターボーカルのセイジさんは客をステージにあげて弾かせたりする。

smarttail/strobolighter

動画なし・・。

北海道のインディーバンド。非常に美しい旋律。

Hawaiian6/MAGIC

Hawaiian6-MAGIC(OFFICIAL VIDEO)

ハイスタと同じピザオブデスのメロコアバンド。個人的にハイスタよりメロディセンスがあると思う。

椿屋四重奏/群青

群青【椿屋四重奏】

セクシー。色っぽい。素敵。

THE BACK HORN/初めての呼吸で

THE BACK HORN – Hajimete no Kokyu de (English ver.)

4人のバランスが素晴らしい。ボーカル山田さんの歌声は非常に聴き応えがある。

LOST IN TIME/列車

列車 / LOST IN TIME

優しい声に泣きそうになる曲。

ACIDMAN/赤灯

ACIDMAN – 赤橙

説明不要の名曲。

BUMP OF CHICKEN/天体観測

BUMP OF CHICKEN『天体観測』

当時友達がCDを持っていて聞かせてくれた。良い曲でびっくりした。ボーナストラックで変な曲が入っていてびっくりした。

レミオロメン/3月9日

レミオロメン – 3月9日(Music Video Short ver.)

卒業ソングの定番となった曲。

toe/孤独の発明

[HQ] toe – 孤独の発明 ( Kodoku No Hatsumei)

インストバンド。ドラム柏倉氏の表現力は必聴。

the brilliant green/There will be love there -愛の

the brilliant green – There will be love there -愛のある場所- (live)

個人的にドント・ルック・バック・イン・アンガー(Oasis)っぽいと思っているがいかがだろう。

斉藤和義/歩いて帰ろう

斉藤和義 歩いて帰ろう

シャッフルビートの名曲。僕らの世代なら「聞いたことある!」ってなる率100%。

Sound Schedule/アンサー

【公式】「アンサー」/ Sound Schedule(Music Video)

あまり知られていないが超超超絶名曲。2006年に一度解散したが2012年に再結成している。ボーカルの大石は現在、アニソンシンガー「オーイシマサヨシ」として有名のようだ。

最後に

2000年付近の邦楽ロックは最高です。乾杯!

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